ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

男はつらいよ・・・悲しい運命が待っているオス達。

      2016/07/12

男はつらいよ・・・。

毎日会社で怒られ、休日は嫁に小言を言われ、子供には無視される・・・。

小遣いはバイトしてる高校生より少なく、趣味に費やす時間もない。

人間の男もつらそうですが・・・

他の生き物の男も相当つらい生き方をしていました。

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生物界の健気な男たち

「誰にも感謝されなくとも、何一つ面白くなくとも、人間の男は働かなければならんのです。」

なんて古い考え、今ではあまり聞きませんね。

「仕事が気に入らなければすぐに辞め、お金がないから結婚もしない。」

今は、こういった考えを持つ人が増えているそうです。

そういう選択が出来る分、人間の男はまだマシか・・・

他の生物に目を向けると、悲しい運命に逆らうことなく、自身の役目を全うしている健気な男がいっぱいいるんです。

ミツクリエナガチョウチンアンコウ

あんこう

魚類の中で一番長い和名を持つ魚です。

別名「ブラックシーデビル」とも言われており、その名通りの厳つい見た目ですね!

メスは最大で44センチまで成長するのに対し、オスは最大で7.5センチまでしか成長しません。

体格の差がかなりありますね!・・・なんだかもう嫌な予感しかしません。

一体どんな悲しい運命が待っているのでしょうか?

メスと同化する

あんこうのオス

この魚のオスは、成熟期になると口がペンチのように変化し、深海の中でひたすらメスを探し続けます。

運良くメスを見つけたオスは、すかさずメスの体に食いつき特殊な酵素を注入します。

すると、メスの皮膚が伸びていき、ついにはオスの体を完全にくっつけてしまうのです。

そうして、一体化したオスは次第に視力や自我を失い、ついには精巣袋を残して全てメスと同化してしまいます。

そうなると、メスの体内から栄養を供給されるだけの精巣となり、メスのタイミングで使用されるだけの道具になってしまうのです。

もはや、自分のタイミングすら与えられないとは・・・かわいそうな男です。

カマキリ

カマキリ

カマキリのオスがメスに食べられてしまうのは、よく知られていることですよね。

でもこれ、オスは食べられたくて近づいているわけでは無いそうなんです!

実は、オスは本能的に複数のメスと交尾し、体力を使い切ってへとへとになった所を最後の交尾相手に食べられちゃうんです。

さらに、悲しいことにオスは体の大半を食べられてしまっても、下半身は機能し続けるという捕食されることを想定した作りになっています。

メスにしてみれば、自分より体が小さい動く物は全て捕食対象であるため、何の迷いもなく食べ始めてしまうんですね。

でも、それはメスだけに見られる行動。

オスは絶対にメスを食べないんです。

なんだか切ないね。

キリン

キリン

キリンのオスがつらい?

そんなイメージはありませんけど一体何がつらいんでしょうか?

実は、キリンの交尾は僅か5秒以下なのです。

愛もへったくれもありませんね・・・。

しかも、メスを争うオス同士の喧嘩の中で、首や足を骨折して死んでしまう個体もいます。

僅か5秒の愛のために命をかけるとは・・・漢ですね!

ちなみに、メスを争う戦いの最中、性的興奮が強くなるとオス同士で交尾を始めるのだとか・・・

男はつらいよ・・・。

ミツバチ

ミツバチ

ミツバチのオスは女王バチに空中でアタックします。

上手く交尾が成功すると、オスには悲惨な最後が待っているのです。

なんと、交尾を成功させると女王バチに大事な部分をもぎ取られてしまうのです・・・。

その後待っているのは死。

交尾を成功させたオスは、「用済み」と言わんばかりにそのまま地に落とされてしまうのです。

ホタル

ホタル

ホタルの交尾は短くて2~3時間。長ければ一晩中続くこともあります。

蛍の場合は、食べられたり無下にされることはありません。

しかし、交尾後に待っているのは、やはり「死」。

その死に様が実に「漢」なんです!

なんと、「ひっそりと草の影に隠れ、頭を土に突っ込んだまま死に絶えるのです」

・・・泣きそう。

役目を終えたオスは、ただ土に還るのみ。

涙を流しながら見送るメスが目に浮かびますね。

人間の男は恵まれていた!

こう考えると、人間のオスも捨てたもんじゃないですね!

とは言え、やっぱり男としては優しくして欲しいものです。

時々でいいから、お小遣いを増やしてくれたり、好きな食べ物を食べさせてくれたり・・・

まあ、男なんてのは単純な生き物ですから、褒めてくれるだけで大抵は気分良くなっちゃうんですけどね!

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アドセンス

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