ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

世界に実在する呪いの財宝。「ホープダイヤモンド」

      2017/07/25

この世には「呪い」と呼ばれるモノがあります。

それは、幽霊や超能力と同じ類の超常現象です。

あるかないかを確実に証明する事は出来ません。でも、起こった事は事実です。

別に怖い画像はありませんが、一応閲覧注意です。

【スポンサーリンク】

ホープダイヤモンド

ホープダイヤモンド
ウィキペディア画像 File:HopeDiamondwithLighting2 (cropped).JPG
作者:350z33

9世紀頃にインドの川で農夫が見つけたのが始まりです。

112カラットのブルー・ダイヤモンドで、紫外線を当てると赤い光を放つ美しいダイヤモンドです。

発見後、すぐにヒンドゥー教の寺院に奉納され、その寺院に祀られていた女神シータの彫刻にはめ込まれたそうです。

しかし1660年、フランスの行商人が女神シータの目にはめ込まれていた2つの内1つのダイヤモンドを盗み、フランスに持ち帰ってしまいました。

その事を知った寺院の僧侶が、そのダイヤに呪いをかけたと言われています。

何とも恐ろしいきっかけですが、映画「インディ・ジョーンズ」に出てきそうな設定って思えば、少しは恐怖が和らぐかも・・・。

ホープダイヤモンドが起こした悲劇の数々

マリーアントワネット

盗まれてから8年後、ダイヤを盗んだ行商人からフランス王ルイ14世が買取り、67カラットにカッティングされました。

歴史に詳しい専門家に聞くと、この時よりフランスの弱体化が始まったと言われています。

その後、「ランバル公妃マリー・ルイーズ」「マリー・アントワネット」「ルイ16世」と転々とするも、その全員がフランス革命で命を落としています。

そして、時は1830年・・・ロンドンで競売にかけられていた呪いのダイヤモンドを実業家の「ヘンリー・フィリップ・ホープ」が競り落とし、4代に渡って所有することになります。

裕福から一転どん底に

遠目から見たダイヤ
ウィキペディア画像 File:SucherTavernierBlueReplicaRW.jpg
作者:Richard W. Wise

裕福だったホープ家は宝石コレクションなるものがあり、その中の一つとしてあの呪いのダイヤモンドがありました。

競り落としてから数年後・・・「ヘンリー・フィリップ・ホープ」が急死。

その後、3人の甥が約10年に渡って、このダイヤの所有権を争ったそうです。

それから約30年後、ホープ家破産。

そして、いつしかその呪いのダイヤの事を「ホープダイヤモンド」と呼ばれるようになったのです。

所有者が転々と・・

マリリン・モンロー

このダイヤは、一処に収まることを知らず、ホープ家の手を離れてからというもの約50年間で8回も売却されており、その度に手にした家々に不幸をもたらしていました。

なんと、かの有名なマリリン・モンローも映画「紳士は金髪がお好き」の中で本物のホープダイヤモンドを身につけていたそうです。

そして・・・彼女が変死したのは、言うまでもない。

現在はスミソニアン教会が所有しており「フランス国立自然史博物館」に保管されております。

恐ろしい・・・盗まれてから300年以上経つというのに、未だに呪いがかけられているなんて・・・。

ホープダイヤモンドの持つ不思議な特性

実は、このダイヤ・・・普通のダイヤではありえない特性を持っているんです。

このダイヤは、紫外線を当てると赤く光るのですが、ライトを消してからも・・・なんと1分間にも渡って光り続けるのです。

1分間もの時間を光り続けるダイヤは非常に珍しく、暗闇の中で赤く光る姿はどことなく不気味さを感じることでしょう。

さらに、ホープダイヤモンドの青色にはホウ素が含まれている事が判明し、世界中で謎を呼んでいます。

何故なら、通常のダイヤモンドの生成時にホウ素は含まれないからです。

このような不思議な特性を多く持っている特別なダイヤなんですね!

このダイヤをモデルにした作品が多い!

黒執事

あの超有名な名作映画「タイタニック」に登場した特大のブルーダイヤモンド。

実は、ホープダイヤモンドがモデルなんです。

他にも、ルパン三世や黒執事と言った日本のアニメでも度々登場します。

そして、もちろん手にした者は全員不幸になっており、悲劇的な結末を迎えています。

謎のダイヤは光り続ける・・・

タイタニック

ありえない作りをしているホープダイヤモンドは、発見されてから1000年以上経った今でも人々を魅了し続けています。

呪いと分かっていても、ホープダイヤを欲しがる富豪やコレクターが後を絶たず、多くの人が競売にかけられることを願い続けています。

残念ながら、本来の出処であるインドに返還される見通しはなく、元の場所に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。

一体いつになったら女神シータの元に戻れるんでしょうかね。

 - ミステリー , ,

アドセンス

  関連記事

最高、故に最強!世界に存在する伝説の刀。

世界には、伝説に登場する宝具・武器が今も尚、存在しているものがあります。 その姿 …

中二病が捗る世界のかっこいい5つの武器

男ならば、皆さん心の内に「中二病」を秘めていますよね? 「中二病」とは、「中学二 …

「ネコふんじゃった」という曲は・・・作曲者も発祥国も分かっていない。

実は、誰もが知っている「ネコふんじゃった」という曲は、作曲者もどこの国の曲なのか …

最も有名なわらべ歌「かごめかごめ」の怖い二つの説

「かごめかごめ」は、日本で最も有名なわらべ歌と言っても過言ではないでしょう。 昔 …

キリストを貫いた神殺しの聖槍「ロンギヌスの槍」とは?

ロンギヌスの槍と言われて思い浮かべるのは、「新世紀エヴァンゲリオン」という方が多 …

ゴースト現る!?絶対何かいると思う世界の廃墟4選

さて、自分の中で廃墟好きが再熱している今日この頃・・。 せっかくですので、皆さん …

世界の謎バミューダトライアングル、解明。ダウンバーストとは?

バミューダトライアングルと言えば「魔の三角海域」と呼ばれ、様々な事故や失踪事件が …

世界三大美人に小野小町が含まれているのは・・・日本だけ。

あれま~。 それは知りませんでした・・・。 確かに、世界規模で見て日本人が含まれ …

あたまの体操をしよう!面白パラドックスを紹介!

さて、今回は前回の記事で紹介しきれなかった有名なパラドックスを紹介します。 頭の …

世界で一番有名な奇書。ヴォイニッチ手稿に迫る!

奇書と言っても、書かれている内容がどういうものなのかは分かっていません。 何故な …