ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

世界に実在する呪いの財宝。「ホープダイヤモンド」

   

この世には、「呪い」と呼ばれるモノがあります。

それは、幽霊や超能力と同じ類の超常現象です。

あるかないかは分からない。でも、起こった事は事実です。

別に怖い画像はありませんが、一応閲覧注意です。

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ホープダイヤモンド

ホープダイヤモンド

9世紀頃にインドの川で農夫が見つけたのが始まりです。

112カラットのブルー・ダイヤモンドで、紫外線を当てると赤い光を放つ美しいダイヤモンドです。

そして発見後、ヒンドゥー教の寺院に奉納され、その寺院に祀られていた女神シータの彫刻にはめ込まれました。

1660年、フランスの行商人が女神シータの目にはめ込まれていた2つの内1つのダイヤモンドを盗み、フランスに持ち帰ってしまいました。

その事を知った寺院の僧侶が、そのダイヤに呪いをかけたと言われています。

それが、きっかけです。

ホープダイヤモンドが起こした悲劇の数々

マリーアントワネット

盗まれてから8年後、ダイヤを盗んだ行商人からフランス王ルイ14世が買取り、67カラットにカッティングされました。

歴史に詳しい専門家に聞くと、この時よりフランスの弱体化が始まったと言われています。

その後、「ランバル公妃マリー・ルイーズ」「マリー・アントワネット」「ルイ16世」と転々とするも、その全員がフランス革命で命を落としています。

そして、時は1830年・・・ロンドンで競売にかけられていた呪いのダイヤモンドを実業家の「ヘンリー・フィリップ・ホープ」が競り落とし、4代に渡って所有することになります。

裕福から一転どん底に

遠目から見たダイヤ

裕福だったホープ家は宝石コレクションなるものがあり、その中の一つとしてあの呪いのダイヤモンドがありました。

競り落としてから数年後・・・「ヘンリー・フィリップ・ホープ」が急死。

その後、3人の甥が約10年に渡って、このダイヤの所有権を争ったそうです。

それから約30年後、ホープ家破産。

そして、いつしかその呪いのダイヤの事を「ホープダイヤモンド」と呼ばれるようになったのです。

所有者が転々と・・

マリリン・モンロー

このダイヤは、一処に収まることを知らず、ホープ家の手を離れてからというもの約50年間で8回も売却されており、その度に手にした家々に不幸をもたらしていました。

なんと、かの有名なマリリン・モンローも映画「紳士は金髪がお好き」の中で本物のホープダイヤモンドを身につけていたそうです。

そして・・・彼女が変死したのは、言うまでもない。

現在はスミソニアン教会が所有しており「フランス国立自然史博物館」に保管されております。

恐ろしい・・・盗まれてから300年以上経つのに、未だ呪いがかけられているなんて・・・

ホープダイヤモンドの持つ不思議な特性

ホープダイヤ

実は、このダイヤ・・・普通のダイヤではありえない特性を持っているんです。

このダイヤは、紫外線を当てると赤く光るのですが・・・なんと1分間にも渡って光り続けるのです。

1分間もの時間を光り続けるダイヤは非常に珍しく、暗闇の中で赤く光る姿はどことなく不気味さを感じることでしょう。

それにしても、何でそんなに光り続けるのでしょうか?

実は、ホープダイヤモンドの青色にはホウ素が含まれている事が判明し、世界中で謎を呼んでいます。

何故なら、通常ダイヤモンドの生成時にホウ素は含まれないからです。

このダイヤをモデルにした作品が多い!

黒執事

あの有名な超名作映画「タイタニック」に登場したブルーダイヤモンド。

実は、ホープダイヤモンドがモデルなんです。

他にも、ルパン三世や黒執事と言った日本のアニメでも度々登場します。

そして、もちろん手にした者は全員不幸になっており、悲劇的な結末を迎えています。

謎のダイヤは光り続ける・・・

タイタニック

ありえない作りをしているホープダイヤモンドは、発見されてから1000年以上経った今でも、人々を魅了し続けています。

呪いと分かっていても、ホープダイヤを欲しがる富豪やコレクターが後を絶たず、競売にかけられることを願い続けています。

しかしながら、本来の出処であるインドに返還される見通しはなく、元の場所に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。

一体いつになったら女神シータの元に戻れるんでしょうかね。

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