ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

「クレイモア」「ソードブレイカー」空想ではない実在する5つの武器

      2017/05/17

ソーシャルゲーム・漫画・アニメの世界で当たり前のように出てくる武器の数々。

でもあれって、ほとんど空想ではなく本当にあるって知ってますか?

もちろん、火を噴いたり傷を癒したりはしてくれませんけど、その形状や特徴はまんざら空想ではないのです。

ファンタジー世界の剣が、実在していた!

さて、早速本物を見てみましょう!

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クレイモア

クレイモア
Photo by Douglas Whitaker(作者)‐ClaymoreHighlanderReplica.jpg(ファイル名)(2006年)

クレイモアは主に14世紀~17世紀にかけて使われた剣で、スコットランド人が装備していたそうです。

その特徴は、両手持ちの大剣でありながら他の大剣と比べるとやや小ぶりで、素早い動きが出来る事だそうです。

さらに、鍔の装飾に四葉を用いていることで有名です。

約1mの刀身は諸刃で、他の大剣にはない機動力で攻撃できるため、イングランドとの戦争時に恐れられていました。

中世のイングランドでは、クレイモアを扱う戦士をスコットランドの丘の多い地形から「ハイランダー(丘の人)」と呼んでいたそうです。

なんとなく名前くらいは聞いたことあるような気がします。

グラディウス

グラディウス
Photo by MatthiasKabel(作者)‐Gladius Schwert des Tiberius Carnuntum.jpg(ファイル名)(2007年)

古代ローマの軍団兵が用いていた短剣です。

刀身は50センチほどしか無い代わりに、肉厚で幅広い両刃の武器です。

破損しにくく、切れ味が良いのが特徴ですが・・・それにしても大事な戦で何故このような短剣を使っていたんですかね?

ロングソードのように、刀身の長い物を使った方が俄然有利だと思うのですが・・・

グラディウスの刀身が短い訳

実は、当時の古代ローマでは、山岳民族との戦いで兵の移動に四苦八苦していたからだと言われています。

そうした苦労を減らすため、「マニプレス」という100人規模の小隊をいくつも作る陣形を編み出したそうですが・・・

その結果、兵の機動力は格段に上がったものの、重装備ではとても走れないことになり、軽い投げ槍2本とグラディウス1本が限界だったと言われています。

つまり、兵の機動力を上げるために、グラディウスを用いて装備の重量を軽くしたって事でしょうね。

ちなみに、グラディウスの斬撃は凄まじく、一撃で相手の戦意を喪失させるのに十分な傷を負わすことができます。

なので、日本刀とどちらが優れた刀剣なのか比較されることが多いみたいですよ。

ソードブレイカー

ソードブレイカー

かっこいい!

このギザギザで切りつけられたら、どんなに痛いことか・・・と思いきや、実はこの剣はもっぱら防御用なんです。

その名の通り、刀身のギザギザ部分に相手の刃を噛ませ、テコの原理でボキっと折ることが出来るそうです。

そんな簡単に折れるのか些か疑問ですが、当時の量産型の細身剣なら折ることが出来たのかもしれませんね。

主に、レイピアやサーベルを想定して作っているようで、やはり細身の剣を折ることが目的のようですね。

ソードブレイカー自体でも攻撃することは出来ますが、殺傷力自体はかなり低かったようです。

盾の代わりに使われることがほとんどだったそうですよ!

ショーテル

ショーテル
出典RickyのBSブログ

エチオピアで生まれた諸刃の剣。

特徴はなんと言っても、この湾曲した刀身ですよね!

中には曲がりすぎて鞘に収められない物もあるみたいです。

それにしても、なんでこんなに曲がってるんですかね?

ショーテルが曲がっている理由

これは、「相手の盾を避けて相手に切りつけるため」に曲がっているのです。

避ける・・・というより、通り越すと言った方が分かりやすいでしょうか。

相手が盾を構えていても、湾曲した刃先が相手に刺さります。

さらに、刀剣としても切れ味が優れており、非常に鋭い刃を持っています。

日本刀とは目的が違いますが、とても考えられている剣ですね。

マインゴーシュ

マインゴーシュ
出典与一のメモ

ソードブレイカーと同様、防御用の剣です。

刀身は短く、細身です。

一見、簡単に折れてしまいそうな剣ですが、その真髄は相手の攻撃を受け流すことにあり、鍔の部分には手を守るガードが付いています。

主に利き手と逆の手に装備していました。

「相手の攻撃をマインゴーシュで受け流し、利き手で致命傷を負わせる」という戦法だったみたいですね。

ちなみに、正確には「マインゴーシュ」ではなく「マン・ゴーシュ」

フランス語で「左手」という意味だそうですよ!

中二心を揺すられる!

いやー、中二病全開の武器がいっぱいでしたね!

まだまだ、紹介したい武器がいっぱいありますので、次の機会に紹介します。

ショーテルなど、トリッキーな武器は扱いが難しく、完全に習得している人はごく僅かだったと言われています。

日本刀の使い手とショーテルの使い手・・・どちらが強いんですかね?

気になるな~。

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