ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

バミューダトライアングルの真相!原因はメタンハイドレート?

      2017/02/14

バミューダトライアングルの謎について、前回の記事(世界の謎バミューダトライアングル、解明。ダウンバーストとは?)でダウンバーストという一つの説を紹介しました。

しかし、ダウンバーストは悪天候の時にしか起こりません。

つまり、それ一つで全ての事故を説明できるわけではないのです!

今回は、もう一つの説である「メタンハイドレート」について紹介したいと思います。

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魔の三角海域で起こるメタンハイドレートの恐怖

海の泡

その前に、そもそもバミューダトライアングルで起きた事件とは、どういったものがあるのでしょうか?

前回の記事では、みなさん知っている事としてあえて触れませんでしたが、せっかくなので有名な事故について紹介します。

1880年1月 – アトランタ号
1909年1月 – ボルチモア号
1918年3月 – サイクロプス号
1920年 – ヒューイット号
1920年4月 – オブライエン号
1925年4月 – 来福丸
1926年3月 – サダフコ号
1932年4月 – ジョン&メアリー号
1941年11月 – プロテウス号
1949年4月 – ワイルド・グース号
1950年6月 – サンドラ号
1951年11月 – サンパウロ号
1956年7月 – ハウンティ号
1963年2月 – サルファ・クイーン号
1965年6月 – C119型輸送機
1966年12月 – サザン・シティ号
1967年3月 – ヒーチクラプト双発機
1969年6月 – セスナ172
1970年 – ミルトン・イアリトリード号
1971年9月 – ファントムⅡF4ジェット
1973年 – アニタ号

これらは、ほんの一部です。

分かっているだけでも、100年の内に50隻の船・20機の飛行機が消息不明となっています。

語られる事件の中には、「船だけが残り、船員が消えた。」「64年間海を漂っていた男」など、にわかには信じられないような話もあります。

それら全てが本当だとは言えませんが、多くの船・飛行機が消息を絶ったことだけは本当のようです。恐ろしい!

で、メタンハイドレートとは?

では、本題に入りましょう。

まず、こちらをご覧下さい。
メタンハイドレート
出典ざわざわ走り書き

これは、メタンハイドレートと言って世界中の海底に埋まっています。

水とメタンで構成されている物質で、なんと火を近づけると燃え出します!しかも、残るのは水だけというとってもエコな化石燃料なんです。

今、新たな資源として注目を集めていますが、採掘をするためのコストの問題で商業化には至ってないみたいですね。

日本のような資源の乏しい国では、夢のような物質なのですが・・・一体これがどうバミューダトライアングルの謎に関わってくるのでしょうか・・・。

船を沈没される!?ブローアウト現象とは?

泡

メタンハイドレートは、普段500m近い海底に埋まっていて氷のように固まっているのですが、水温や水質のちょっとした変化で簡単に個体から気体へと変化し、大量のメタンを放出させます。

その倍率は驚異の164倍!

ピンと来ないかもしれませんが、長さで考えたらびっくりですよね!

2mの高さの物が164倍になったら、328mですよ・・・電話ボックスが東京タワーくらいになっちゃいます!まあ、すっごい単純計算ですけど・・・。

簡単にいうと、メタンハイドレートは大きさの割に大量のメタンを発生させるという事です!

大きな泡

海底で気体になると、水圧の変化によって海上に上がる頃には大きな泡となって浮かび上がります。

ちょうど、コップに入っている水をストローでブクブクやる感じです。

つまり、海底から湧き上がる大量のメタンの泡で、一部の海上が超強力なジャグジー状態になってしまうという事です!

そして、その海上に船が通ると、巨大な泡のせいで浮力を失い、沈没してしまうという事なんですね。

バミューダトライアングルの謎解明!

飛行機

それでは、バミューダトライアングルで相次ぐ、船や飛行機の遭難事故の真相(説)をお話します。

まず、海底に眠っているメタンハイドレートが地すべりや水温の変化により気化し、広範囲でブローアウト現象が発生します。

そうして発生した大量の巨大な泡が船の浮力を失わせ、沈没させてしまいます。

さらに、メタンは空気よりも軽いため、上空にまで登っていきます。

上空に広がった大量のメタンガスによって飛行機のエンジンの酸素が失われ停止、もしくは引火して爆発を起こし、そのまま海底までヘブンズドアって事ですね。

そんな簡単に船って沈む?

なんだか、すごい簡単に言ってますけど、そうそう船って沈まないですよね?

泡ごときで、そんな簡単に沈没してしまうのでしょうか?

実は、沈むんです!

このメタンハイドレートが原因のブローアウト現象は、結構な被害を出している災害なんですって!

なんと、海底石油発掘用の掘削装置が今までに40基以上が、ブローアウト現象により海の藻屑と化しているのです。

発掘装置

テレビかなんかで見たことありますよね?

これが、40基も沈むんです。

そりゃ船も沈んじゃいますよ・・・

バミューダトライアングルはでっち上げ?

沈没船

前回の説と今回の説で、大方の沈没事故や墜落事故を説明できます。

しかし、これで全ての出来事を説明できたわけではありません。

まだまだ、謎が残る海域ではあるのですが・・・・どうやらでっち上げの話も多いようで・・・。

まず、15年近く前にテレビで紹介された事件。

バミューダトライアングルで遭難した船が3日後に見つかり、船内に入り込むと船員全員がミイラ化していた・・・という話ですが・・。

これは、完全に作り話だったそうです。番組が勝手に捏造したんですね。

さらに、ローレンス・D・クシュというアリゾナ州立大学の図書館員が、バミューダトライアングルの事件について調べまくった結果。

語り継がれている事故の4分の1は、バミューダトライアングルから外れた場所で起きていたようです。

そして、他の事件でも悪天候の中で無理やり出航していたり、嵐の中に飛行機が突っ込んでいったりと・・。

「そりゃ、沈むだろ」って事故がほとんどだったようですよ!

謎は謎のままがいい

ダイオウイカ

そんなこんなで、今は超常現象本やオカルト本でもバミューダトライアングルについてはほとんど触れられていません。

謎は謎のままにして欲しかったけど・・・。

解明されてしまえばただの事故・・・なーんだ。

でも、これだけは言えます!

きっと、海底人はいます。・・・たぶん。

 - ミステリー

アドセンス

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