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~知恵を司る女神様の無駄知識~

世界で一番有名な奇書。ヴォイニッチ手稿に迫る!

      2017/02/22

奇書と言っても、書かれている内容がどういうものなのかは分かっていません。

何故なら、ヴォイニッチ手稿は誰にも読むことができないからです。

正確に言うと、解読できないのです。

未知の言語が使われている上に、この世には存在しない植物の絵や、何をしているのかわからない人の絵が書かれていて内容は何一つ分かっていません。

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世界一の奇書「ヴォイニッチ手稿」

ヴォイニッチ手稿
出典超常現象の謎解き

1912年イタリアで発見された「ヴォイニッチ手稿」

過去どのような経緯を辿っているのかハッキリと分かっていない上に、誰が書いたものかも分かっていません。

どの国の言葉でもない言語が使われている事と、地球上には存在しない奇妙な植物が書かれている事で「地球外生命体が書いた物なのでは?」と疑う人もいるみたいですね。

確かに解読不能な内容ですが、材質だけは地球の物のようです。

今回は、このヴォイニッチ手稿の分かっていることをまとめてみたいと思います。

製作時期

正確な執筆時期は分からないものの、この手稿に使われている羊皮紙を「放射性炭素年代測定」にかけることで、いつ頃作られた羊皮紙なのかが判明しました!

結果は「1404年~1438年頃」でした。

しかし、実際に執筆されたのはさらに時間が経ってからの可能性もあるため一概には言えませんが、少なくとも「1400年代に書かれたものである」ということが判明したようです!

分かっている過去の持ち主

ルドルフ2世
出典弘前りんごの北のまほろば

現在分かっている最古の持ち主は、1582年にボヘミア王ルドルフ2世が持っていたという事です。

これは、ヴォイニッチ手稿のカバー内に記載されていた物で、当時は「錬金術の類」が記された物と考えられていたようです。

ルドルフ2世と言うと、錬金術に非常に興味を持っていたことで知られる人物で、チェコのガラス細工「ボヘミアングラス」を世界レベルにしたのも彼の功績だと言われています。

そのため、錬金術の書としてヴォイニッチ手稿を所持していてもなんら不思議はありません。

その後、持ち主は転々とし1666年という不吉な年を最後に200年以上所在不明になります。

そして、1912年イタリアの大学が財政難のため、いくつかの本を手放した時に古書収集家の「ウィルフリッド・ヴォイニッチ」がまとめて購入した29冊の本の中にあの手稿が含まれていたとの事です。

「ヴォイニッチ手稿」は発見者の名前から来ていたんですね!

解読不能

ヴォイニッチ手稿が発見されてからと言うもの、数々の研究機関や専門家、果ては暗号解読のプロも巻き込んだ解読プロジェクトが度々立ち上がりますが・・・。

尽く失敗に終わっています。

第二次世界大戦時に使われていた暗号を次々と解読し、日本軍が太平洋戦争で使っていた通称「パープルコード」と呼ばれる暗号も解読した「暗号の天才ウィリアム・フリードマン」

彼も、ヴォイニッチ手稿の解読に挑んだこともありましたが、膨大な時間をかけてわかったことは何一つありませんでした。

ただ1つだけ、これは暗号ではなく「人工言語」の類。しかも、人とコミュニケーションを取るために作られた言語ではなく、作者が読むためだけに作られた言語の可能性があるようです。

つまり、最初から人に読ませる気はなかったという事ですね。

一体何が書かれているのか、益々気になってしまいます!

過去には「解読した!」と発表した人も・・

植物の絵
出典メギトの丘

過去には、ヴォイニッチ手稿を解読したと鼻高々に発表した人もいます。

その一人は「アラビア語を複数組み合わせて作った文字だ!」と発表。

しかし、アラビア語の読み方は右から左。

対して、ヴォイニッチ手稿は明らかに左から右に書かれている事が分かっています。

よって、読み順が違う上に根拠が乏しいという事でこの説はすぐに消えます。

解読が始まってすぐの時期に「ウィリアム・R・ニューボールド博士」という人物が、古代ギリシャで用いられていた「速記法(言葉を記号などで簡略化する方法)」の痕跡を発見したと発表しました。

当時は多くの支持を受け、その痕跡から作者らしき人物まで特定されましたが、後に彼が主張した痕跡はただのインクのかすれだったことが判明したり、その説の矛盾点も多く発見され現在ではほとんど否定されています。

いったい誰が、なんの目的で・・・

本

結局、正確に分かっているのは、使われている羊皮紙が1404年~1438年頃に作られて、1582年にボヘミア王ルドルフ2世が所持していて、1912年にイタリアの大学で保管されいた。

という事だけでした。

肝心な内容については何一つ分かっておらず、手稿から分かることは「左から右に」書かれていて、何ページか抜けているということだけです。

最近では「デタラメに書いているだけの本」という夢のない説が有力になっています。

しかし、デタラメの本をこんなにも精巧に作るでしょうか?

240ページ以上も意味のないことを書き続けるでしょうか?

きっと意味があるはずです!

いつしか、このヴォイニッチ手稿を完全に解読する人物が現れると信じています!

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