ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

「マジ」「ヘコむ」「きもい」これ全部、江戸時代からある言葉。

      2017/02/08

いやー、これ「マジ」なんですよ!
これには、さすがの俺も「ビビった」ね。

だって、これ「ヤバイ」っしょ?
これ知らなかったとか「ヘコむ」わー。

いや、知ってる方が「キモイ」か!

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江戸時代からある言葉

江戸時代

はい!そろそろウザイのでやめておきます。

ちなみに、もうなんとなく察しがついていると思いますが・・・。

上記の鍵カッコ内の言葉は、全て江戸時代もしくは平安時代からある言葉です。

当時の書物の中でもしっかり使われています!

「マジ」

本気

「マジ」とは、その当時にはすでに「本当・真面目に」という意味で使われていました。

現代とほぼ変わりませんね。

江戸後期に発表された『歌舞伎当穐八幡祭』にも

【ほんに男猫も抱いて見ぬ、まじな心を知りながら・・・】

と記されています。ちゃんと「まじ」って使ってますね!

江戸と現代では意味が違う?

狭いところにいる猫

同じ読み方でも、意味が違う言葉もあります。

冒頭に書いてある「キモイ」という言葉。

現代では「生理的に気持ち悪い・見た目が気持ち悪い」と言うように、気持ち悪くて受け付けられない時に使います。

しかし、江戸時代では「狭くて窮屈・狭くて不快」な時に使っていたみたいです。

実際に当時の雑俳で

「檜(ひ)の匂(にお)ひ・きもい畳の 窪(くぼ)みふむ」

「返事の能(よ)い下女・潜(くぐ)る襷(たすき)の 輪がキモイ」

なんて書かれている物があります。
いずれも1850~60年代の物になります。

なんかいいですねー。襷の輪がキモイってことは、襷の紐が窮屈そうに見えたってことでしょうね。

つまり「襷の紐が脇に食い込んでてちょっといやらしい」って意味ですよね?違います?

違うか・・。

「ステキ」という言葉も江戸生まれ

素敵

当時の意味合いは
「程度のはなはだしいさま」「並はずれたさま」

という意味だったそうで、つまり、現代では「美しい・心を惹かれる様」なんて意味で使われていますが・・。

もしかしたら、江戸時代では男同士で言っていたのかもしれません。

語源については諸説ありますが、1番有力なのは「素晴らしすぎて適わない」という事から「素敵」と言われるようになったのだとか。

ほかの説には「出来すぎ」という言葉が変化したのだという説もあります。

どちらにせよ、喧嘩早い江戸庶民の野郎同士で

「っち、喧嘩ではお前には勝てないな・・素敵なやつめ・・・」
「そっちこそ、商いでは俺より素敵なくせに・・」

はい!仲直り!

みたいな、やりとりがあったかもしれませんね。少女漫画みたいな世界だな・・

「ヤバイ」は盗人の言葉?

スリ

今では、普段からよく使われている言葉ですが、当時は盗人など悪事を働く人たちの間で使われていたそうです。

なんでも、「ヤバイ」とは「悪事が見つかりそうになる」「身の危険が迫る」などの意味で使われていたのです。

なので、盗人が捕まりそうになった時に「ヤバイよ!ヤバイよ!マジヤバイ!」って言いながら逃げたって事でしょうね。
芸人の出川哲朗チックでちょっと面白そうですね!

古いからって常用は禁物

現代のビル

このように、現代では若者言葉として定着している物でも、実は古くから使われている言葉はいっぱいあります。

しかし、だからといってそれを理由に、仕事中や目上の人に対して常用する事は間違っています。

何故なら、現代には現代のちゃんとした「敬語」という物があるからです。

「ヤバイって江戸時代からあるから~・・云々」

これでは「あなたの使う言葉は江戸時代で止まっているのですか?」

なんて言われてしまいますよ。

すっごい時代遅れの人だと思われちゃうから気をつけてくださいね。

とかなんとか言いながら、「マジヤバイ」が口癖の私も気をつけなくては・・・

ああ、マジヤバイ!

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