ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

本当は怖い「レディーファースト」・・・それでも優先でいいのかい?

   

「レディーファースト」と言えば、紳士な男性が女性を丁寧に振舞う文化の事ですよね?

日本では全く根付いていませんが、欧米ではごく当たり前の立ち振る舞いです。

女性からしても、「大切にしてもらえてる」という安心感が得られますし、恋のパラメーターとしても活用できますよね?

でも、レディーファーストの本当の意味を知ったら、怖くて先に行けなくなってしまうかもしれません・・・。

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男たちの策略「レディーファースト」

レディファースト

「レディーファースト」が生まれたのは、ローマ帝国時代だと言われています。

その時代、騎士階級にいる貴族の一族は、長男以外の次男・三男以降は家督を得られる可能性がほとんどありませんでした。

そのため頑張って戦歴を重ね、仕える主君に貢献して成り上がるしかなかったのです。

しかし、もう一つ手っ取り早く昇進できる道があります・・・。

それが「裕福な未亡人に近づき後釜を狙う」という行為です。

時代は変われど、若い男が好きな貴婦人は多いもので・・・。

高貴な女性に取り入り、強力な後押しをしてくれる自分の味方を作るための策略だったんです。

そうして、中世の騎士道の中に「貴婦人に対して奉仕する」という考えが根付いたのです。

貧乏人はダメ

貧乏人

そのような真っ黒い策略の中で生まれた物ですので、「レディならば誰でも優先する」と言うわけではないのです。

あくまで貴婦人。

つまりは、高貴で裕福な女性のみ。

普通の・・・と言ったら失礼ですが・・・。

つまり、どこにでもいる女性には男尊女卑もいい所で、全くレディーファーストは行われていなかったそうです。

いつの時代も物を言わせるのは「金」というわけですな。

自分にとって利益にならないレディーファーストは、しなかったという事です。

悲しいけどそれが事実なのよね。

自分の命を守るためのレディーファースト

暗殺者

実は、もう一つレディーファーストの持つ恐ろしい起源があるのです。

中世ヨーロッパの時代、貴族の家では部屋のドアを開けた瞬間、暗殺者が飛び出して「グサッ!」なんて事があったそうです。

もちろん、電気なんかなかった時代ですから、薄暗い中で部屋のドアを開けることは恐怖でしかありません。

そのため、「女性を先に行かせて部屋の安全を確かめてから男性が入る」という行為がレディーファーストに繋がったというのです。

実際、そういった事はあったそうで、間違って刺された女性の話が残っているくらいなので、必ずしもレディーファーストが女性のためではないという事です。

ドアを開けて「レディーファーストだよ」なんて言っている笑顔の向こう側には、ビクビクしている男性の姿があったんですね・・・。

レディーファーストは時代遅れ?

ゴミ箱

「レディーファースト自体、女性を下に見ている男尊女卑だ!」

海外ではこんな意見が増えているそうです。

日本人男性にしたら願ってもない意見ですが、どうやら海外女性の力強さは「もはや男性不要」と言わんばかりの物になっているようです。

彼女らからしてみるとレディーファーストは

「女性が何も出来ないから男性がしてあげる」みたいな感じに捉えられてしまうようです。

さらに、欧米でも若い世代を中心に「レディーファーストは不要」という考えが広がっているそうで、もはや時代遅れの習慣なのかもしれません。

なんだか、レディーファーストの文化が無い日本が回り回って先回りみたいに、時代の先駆者みたいな感じになっている模様です。

言い訳ゲット?

という事で、女性にとっては背中がゾッとするような話でしたが、いかがだったでしょうか。

男性にとっては、最高の言い訳を得られましたね!

もし、デート中に女性から

「レディーファーストでしょ!」

なんて、言われたらこう言い返してやりましょう!

「先に行って安全を確かめたんだよ・・・大丈夫、暗殺者はいなかった。」ってね。

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