ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

「魔界の扉」青い炎を吹き出すイジェン火山が怖すぎる!

      2017/03/21

まさか、青い炎を出す火山があるとは知りませんでした!

しかも、生半可な青じゃない!

なんというか、綺麗なんだけど、どこか恐ろしいというか・・・

ずっと見ていると得も言えぬ不安感に足が震えます。

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イジェン火山が恐ろしい!

イジェン火山

インドネシア・ジャワ島にある「イジェン火山」

世界広しといえど、この活火山ほど過酷で不気味な環境を作り出している物は他にないでしょう。

富士山が爆発すれば、それはもうイジェン火山よりも被害が出るでしょうけど、シーズンになれば登山者でいっぱいになりますよね?

しかし、このイジェン火山は普通の装備で行きようものなら、文字通り骨すら残らない危険な山なんです。

何がそんなに危険なの?

まず、火山の火口付近では常に高温の硫黄ガスが出続けていて、近づくことができません。

つまり、有毒ガスが充満しているんですね!

さらに、そのガスは岩の裂け目から吹き出るため、どこから吹き出るか分かりません。

しかも、その温度約600度という高温!

空気と触れることで、高さ5m以上の火柱が立つことも・・

そんな山、とてもじゃないけど登れません・・

火口には死の湖が・・

火口湖

火山の火口には、時より湖を形成するものがあります。

イジェン火山もその一つ。

しかし、イジェン火山の火口湖は超高濃度であるpH0.1の「硫酸の湖」!

とても生物が生存できる環境ではありません。

しかも、湖の上は行き場のない硫黄の硫化水素ガスが充満しているため、もし落ちようものなら命の危機に瀕してしまいます。

そもそも、なんで青い炎が出るの?

この青さは硫黄によるものです。

普通の火山が赤い炎を出しているのは、硫黄ではなく岩石が燃えているからなんですね。

イジェン火山は硫黄の濃度が高い上に、岩石ではなく硫黄のガスが燃えているので青い炎のままなんです!

こちらの画像を見ると良くわかります。

奥で硫黄が燃えていて、手前では岩石が燃えています。

赤と青のコントラストが綺麗で幻想的ですね!

こんな山でも働いている人はいる

硫黄を運ぶ人

先ほど、「とてもじゃないけど登れません!」と言いましたが、

なんと、この山で硫黄を運ぶ人たちがいるんです!

イジェン火山の硫黄はインドネシアの貴重な資源です。

硫黄は、医薬品や化粧品など幅広く重宝されている物質で、需要が非常に高いんです。

この人たちは「硫黄1ポンド(約450グラム)あたり2.5セント」で取引しているそうで、1度の往復で100キロ近く持ち運ぶんだとか・・・

1ポンドが450gで、それが2.5セントなんだから・・・

100kgが大体222ポンドくらい・・・で、222×2.5で555セントってわけですね!

つまり、一回の採取で555セントもらえるわけです!

100セント=1ドルなので、5.5ドル・・・日本円で550円~600円って所ですか・・・

100kg持ってきて、500円か・・・・命ってこんなもんかね?

観光でも大人気!

イジェン火山
出典Blue flame at Ijen by Adam Brill

実は、このイジェン火山の青い炎を見てみたいという観光客で賑わっているんです!

もちろん自己責任の観光ですけど、日本からも比較的簡単に申し込めます!

但し!

意外と値段が高い!

自由度が低い!

ガスマスクは持参で!

という結構シビアな観光です。

登山中には硫黄運びの人たちとすれ違う事もあるみたいで、結構フレンドリーだったりするみたい。

もし、観光に行くのならば、ガスマスクをお忘れなく!

悪魔の入口

いかがですか?

青い炎って不気味ですよね・・・

もちろん綺麗とも思いますけど、なんというか「この世ならざる炎」って感じがします。

・・・あ、でもガスコンロの火も青いか・・・

 - 自然・環境 ,

アドセンス

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