ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

メキシコにある「クリスタルの洞窟」が想像をはるかに超える!

      2017/06/05

「クリスタル」つまり結晶の事ですね。

これから紹介するのは、超巨大クリスタルで埋め尽くされたメキシコの洞窟です。

想像絶するリアルの世界をどうぞご覧ください!

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メキシコのナイカ鉱山で発見!

どうですかこの迫力!

まるで、ファンタジー映画のワンシーンのようではありませんか!

ここは、メキシコ・チワワ州にあるナイカ鉱山、地下300m付近で発見された、その名も「クリスタルの洞窟」です。

新しい坑道を切り開いていた時に偶然発見したそうです。

当時の責任者がとても優秀な方で、一目見て「これは歴史的大発見だ」と確信し、迅速な判断と早急な対応ですぐさまトンネルを埋めて、環境保全に徹したそうです。

そうした努力により、ほとんど損傷がない状態で現在に至っています。

今でも、その鉱山を管理しているペニョーレス社によって厳重に守られています。

水晶では無い?

「クリスタル=水晶」

と思われている方もいるとは思いますが、正しくは

「クリスタル=結晶」です。

確かに、水晶のことを指す時が多いのですが、この洞窟に関しては「結晶」という意味で使われています。

では、一体何の結晶なのか?

それは

「石膏の水和結晶である透明石膏の巨大結晶」

「セレナイト(ジプサム)」とも呼ばれ、世界中で最も多く産出される鉱物の一つです。

この洞窟にある結晶は世界最大級で、そんなものがゴロゴロしているのです!

最も大きな結晶は「長さ12m、直径4m、重さ55t」・・・デカイ。

どうやって、出来たの?

この洞窟で結晶が形成され始めたのは、少なくとも50万年前からだと言われています。

ナイカ鉱山の下にはマグマ溜まりがあり、洞窟内はそれの影響で気温50度以上、湿度90~100%に保たれています。

また、洞窟内は熱せられた地下水に満たされていて、鉱物質に富んだ熱水のおかげで、どんどん成長することができたと言われています。

つまり、「栄養満タンな熱水に、50万年も浸かっていたからここまで成長した」ということです。

さらに、水中内にあった事で重さが軽減され、自重の重みで壊れることも無かったそうです。

しかし、現在は鉱山の作業のため、地下水が排水されており、現在の洞窟内の水は全て無くなっています。

クリスタルが盗まれたりしない?

現在は、ペニョーレス社によってクリスタルの洞窟の入口が鉄扉で閉ざされており、許可がないと入れないことになっています。

さらに、鉱山の操業が終われば再び地下水に満たされる計画になっていますので、環境保護は徹底的に管理されているみたいですね!

そもそも、この洞窟内は先程も言った通り、超高温、超多湿の過酷な環境ですので、保冷剤入りベストや防水のための特殊な装備が必要になりますので、そう簡単に入れるところではありません。

盗みに入っても、装備なしでは10分と持たないため、クリスタルにたどり着くことさえ出来ないでしょう。

だからこそ、今まで人類未踏の地だったんですけどね。

古代の細菌も発見!?

セレナイト
Photo by Wikipedia Loves Art(作者)‐WLA hmns selenite.jpg(ファイル名)(2009年)

なんと、結晶内の泡から古代の細菌や花粉が発見されたそうです。

発見したものは、これまでの科学では知られていない未発見の物もあり、古代の細菌から何か分かることがあるのではないか?と注目されています。

凄いですね!

もし、結晶が形成され始めた時期に閉じ込められたのだとすると、今から約50万年前の物です。

その時の環境がどのようなものだったのかを知る手掛かりになりそうです!

巨大クリスタルの洞窟は存在した!

ファンタジーの世界ではない!

巨大クリスタルの洞窟は、地下300mの超過酷な環境にありました!

まだまだ、発見されていないファンタジーが必ずあるはず!

もしかしたら、空の彼方にラピュタだってあるかもしれない。

砂漠の下に、黄金都市が眠っているかもしれない。

人の底知れぬ探究心は、凄いものですね。

 - 自然・環境 ,

アドセンス

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