ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

自然の神秘。世界には、数十年前から燃え続けている炎がある。

      2016/05/25

数十年前の炎!?

一体どういうことでしょう?

ずーっと燃え続けているの?燃料は?どうして?

疑問がいっぱいです!

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世界には、燃え続けている炎がいっぱいある

燃える炎

さて今回は、何十年も前から燃え続けている場所を紹介しましょう!

実は、そのような燃え続けている場所は、意外にも多いんです。

そのほとんどが地球内部から吹き出る「天然ガス」や「炭層」に火が付いてしまった事が原因です。

そして、その火種は人間が付けた物が多いのです。

では、早速紹介していきましょう!

「1971年~現在」トルクメニスタン:地獄への扉

地獄の扉

トルクメニスタンにある、ダルヴァザという村で、1971年から燃え続ける炎があります。

元々、この場所では天然ガスに満ちた洞窟が発見され、調査のための掘削作業が行われていました。

しかし、掘削装置の真下の地盤が崩れ、直径70mもの巨大な穴が出来てしまったのです!

当時の作業員は有毒ガスが流れ出るのを恐れ、とっさの判断で火を付けてしまいました。

見込みでは数日の内に消えると思っていたそうですが、何日経っても消えません。

そんな状況が現在まで、約40年以上も燃え続けているのです。

消火にかかるコストと技術的な面で、「事実上、火を消すことは出来ない」と判明。

天然ガスがどれぐらいあるかも分からず、今後何年燃え続けるか全くわからないそうです。

関連記事これは、異世界に行けるわ・・・世界のいろんな穴。

「1962年~現在」アメリカ:セントラリアの坑内火災

セントラリア坑内火災

アメリカ・ペンシルベニア州にあるセントラリアという街の地下には、50年以上燃え続けている炎があります。

現在は、連邦政府によって退避勧告が出されているものの、現在も5世帯が居残っているそうです。

セントラリアは膨大な炭田の広がる地域で、地下からは良質な無煙炭が採掘される炭鉱の街として栄えていました。

しかし、1962年に何かしらの原因で、炎が地下の炭層に燃え移り、それ以降現在まで燃え続けています。

ゴーストタウンと化した街は、地面の温度が70℃から80℃もあり、所によっては水蒸気や有毒ガスが噴出するなど、とても人が住める環境ではありません。

それでも移住しない理由は、セントラリアから自治体が無くなると、炭鉱の採掘権利がベンシルベニア州に移ってしまうからです。

うーむ、気持ちは分かりますが、炭鉱の権利より体を大事にした方が良いのでは・・・

「1916年~現在」インド:ジャリア地区炭鉱火災

インド

なんと、100年前から燃え続けている場所もあります。

セントラリアの坑内火災と同じく、こちらも炭鉱の火災ですが規模がまるで違います。

なんと、450平方キロの大規模炭田の約70カ所で火災が発生しており、火災対策の計画資金は日本円にして約1260億円!

セントラリアの坑内火災の90倍です!

しかも、その周辺に住む多くの住民は貧困層で、とてもじゃありませんが移住など出来ない状態です。

そのため、有毒ガスと猛烈な炎の中、今でも違法採掘と石炭拾いで生計を立ててるそうです。

ここに住んでいる子供たちは、炎の燃えている岩の上で遊んでいるそうで・・・

ここではそれが、普通なんですよね・・・

嘆かわしくもありますが、それよりも強く生きようとする「タフネスさ」に頭が上がりません。

実は、数千年前から燃えている場所もある

規模が違います。

なんと、数千年前の炎が今も尚燃え続けている場所があるのです!

次回の記事はそのことについて触れていきましょう!次の記事地球最古の火。数千年前から燃え続ける太古の炎。

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アドセンス

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