ミネルヴァのトリビア

~知恵を司る女神様の無駄知識~

まるで世界の終わりのよう。70年間、渋滞し続けている森。

      2017/02/17

ちょっと穏やかではないタイトルですね。

でも、70年間渋滞の解消されない森は実在します!

その場所は、ベルギーの小さな町「シャティヨン」の森です。

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70年間放置された車

放置された車

この、大量の車は元々旧アメリカ兵が所有していたものだと言われています。

第2次世界大戦の時に、運送のコストなどの問題でアメリカ本土に持ち帰ることができなくなり、そのまま放置されたものだと言う事です。

その数なんと500台!

そのほとんどは、今や車としての機能を失い、車の形をした鉄のオブジェと成り果てています。

都市伝説化している?

錆びた車
出典アトエクサ

上記に書いたこと、つまりこの車両が旧アメリカ兵の物だったという話・・・実は間違いかもしれません。

と言うのも、放置されている車の中には戦後に作られた車も含まれているからです。

地元住民の話によると

自動車はみな、戦後に製造されたもので、
単に古い自動車の捨て場所になっているだけ。

引用くらげのまど

との事です。

私は車には詳しくないので、どちらが本当なのかは分かりませんが、60~70年近く放置されていたことだけは確かなようです。

一部の人には天国?

錆びた青い車
出典ぴくとぴっく

また、一部の人にとってはタダで車の部品が手に入る、夢のような場所だったみたいですね。

2000年頃には、ほとんどの車の部品が盗まれて、車のボディしか残っていなかったそうですよ。

まあ、地元の悪ガキ達のたまり場にはうってつけの場所だったんでしょうね!

周りは森ですから、人目を気にすることもないですし・・・ただ、勝手に持っていく行為はもちろん犯罪です!

勝手に置いていくことも、やっぱり犯罪です!

今ではすっかりきれい!

壊れた車
出典アトエクサ

「廃墟の美学」とでも言うのでしょうか。

年季の入った幻想的な雰囲気に、レトロ車独特の丸みのあるフォルム、ほどよく錆びたボディに侵食する植物。

まるで、人間の作り出したものが、長い年月をかけて自然の一部に帰ろうとしているような、そんな神秘的な感情が湧き上がる光景ですよね!

でも、現地の人にとってはただ迷惑なだけ・・・美しいと思っているのは、直接関係のない部外者だけのようです。

このままでは、環境破壊につながるとして2010年に地域住民の手で全て撤去されたそうです。

なので、この光景を肉眼で見ることはもうないのです。

過去の遺産は美しい

まあ、現地の人にとっては長年の悩みだったんでしょうけど、ちょっとした観光スポットにも出来たような気がするような・・・しないような・・・

この渋滞は今となっては見ることができませんが、他にも美しい過去の遺産は世界中いっぱいあります。

また、機会があれば、このようなメジャーではない隠された過去の遺産を紹介していきたいと思います。

それにしても、廃墟マニアとしては最高のロケーションだったんでしょうね。

 - 自然・環境 ,

アドセンス

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